プロフリーダイバーの篠宮龍三さんが、8月4日(木)の『クレイジージャーニー』に出演されます。
一息で水深100m以上も潜ることができる篠宮さんのプロフィールや家族、フリーダイビングについて紹介したいと思います。
篠宮龍三のプロフィールや家族は?
篠宮龍三さんは、1976年生まれの埼玉県出身。現在は沖縄県在住。
リュック・ベッソン監督の映画『グラン・ブルー』を見て、こんなスポーツがあるのかと衝撃を受け、主人公のモデルになった伝説のフリーダイバー、ジャック・マイヨールに魅せられたそうです。
仲間と誰が深く潜れるか競い合う“マイヨールごっこ”に熱中するなど、見よう見まねで素潜りの練習をしていたんだとか。
大学卒業後、会社員をしながら競技を続けていたそうですが、悩みに悩んだ結果、夢に向かってチャレンジするために、2004年に5年間勤めた会社を辞め、プロに転向する決心をしたそうです。
2009年にはジャック・マイヨールの最高記録を超す水深107mを記録し、翌年にはバハマで世界歴代5位となる115mを記録したのが、現在の自己ベストで、日本・アジア記録を通算37回も塗り替えてきたんだとか。
そんな素晴らしい経歴をお持ちの篠宮さんですが、プロに転向してすぐの頃から長いスランプもあったそうで、世界大会で初めてブラックアウト(酸欠による失神)し、その後2年間は大会に出るたびにブラックアウトの繰り返しで、人生のどん底だったそうです。
苦しんだ末に、ジャック・マイヨールも傾倒していた禅の教えに出会ったことで考え方が変わり、世界大会で勝てるようになったんだとか。
篠宮さんの家族については、くわしい情報がなかったのですが、2013年に一般女性の智子さんという方とご結婚されたそうです。
篠宮さんが衝撃を受けたというフリーダイビングとはどういったものなのでしょうか。
篠宮龍三を魅了するフリーダイビングって?
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フリーダイビングには8つの種目があるそうで、篠宮さんが115mを記録したのは“コンスタント・ウィズ・フィン”という種目。
足にフィンを付けて、自分で申告した深さまで一息で潜っていき、水面まで還ってきたときに意識が正常に保たれていれば記録として認定されるそうで、この種目の世界記録は現在、128mなんだとか。
110m超を記録しているダイバーも世界でわずか7人しかいないそうですよ。
海の底は音も光もない世界で、まるで宇宙のようだと、フリーダイバーの方たちは言うそうです。
篠宮さんは“一言では言い表せないぐらい魂が震える”と表現されていました。
海の深さ、碧さに惹かれて、何度も何度も潜りに行きたくなるんだそうです。
そんな話を聞くと、魅力的な競技だと思ってしまいますが、常に命の危険と隣り合わせなんだそうです。
フリーダイビングは、呼吸を止め、身体中の酸素という酸素をギリギリまで使い切るそうです。
その中でも脳が最も酸素を消費するため、できるだけ何も考えないように、無になることが重要なんだとか。
潜り始めて30m付近で人の体は浮力を失って、自然落下し始めるそうで、110mを超えると、水圧は地上の約12倍にもなるそうです。
篠宮さんの肺活量は9.5Lで、同年代の約2.5倍もあるそうですが、その肺活量が1リットル以下になるんだとか。
耳抜きも何回かに分けてするそうですが、タイミングを間違えると、鼓膜が水圧で破れてしまうそうです。
篠宮さんは、プールや海でのトレーニングのほかに、毎日体の状態を確認しながらゆっくり起き、潜るために負担にならない食生活にも気を配っているそうです。
日本ではまだまだマイナーなスポーツですが、篠宮さんは認知度を上げるために、スクールや大会の運営、海洋保護を訴えるイベントも行っているそうです。
『クレイジージャーニー』では、篠宮さんの近況や海の中の映像も見ることができるそうなので、今から放送が楽しみですね。今後の篠宮さんの活躍にも期待したいと思います。
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