濱田岳がゴリラ語を話す!?意外と知られていないゴリラの危機!

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TBSで「濱田岳・森泉ガチ対面 密林ゴリラと伝説海獣~いのちの星の親子たち~」という番組が放送されました。
その中で人気俳優の濱田岳が野生のゴリラとのコミュニケーションに挑戦しており、すごく興味深かったので、意外と知られていないゴリラの現状と共にお伝えしていきたいと思います。

濱田岳がゴリラ語を話す!?

濱田岳 ゴリラ

番組で濱田岳さんが行ったのはアフリカ・ルワンダ共和国。
ルワンダにはゴリラドクターズという野生のゴリラを治療するグループがいるそうで、今回は1週間ほど前に生まれた赤ちゃんゴリラの健康状態をチェックしに行くというスタッフに同行していました。
この健康チェックはルワンダで保護しているすべてのゴリラに対し365日欠かさず行われているそうです。

濱田岳さんは前もってゴリラ研究の第一人者で京大総長の山極壽一さんからコミュニケーションをとるための方法を教えてもらっていたのですが、その方法がゴリラ語だったんですね。
教えてもらっていたのは2種類で、
ハッハッハッという軽い咳のような声
これはそれ以上近づくなという意味。
グッグフームという鼻から抜けるような声
これはこちらが近づくときや向こうが近づいてもいいよという意味だそうです。
濱田岳さんはこのグッグフームを実際に練習していましたが、なかなかうまくいかず山極さんに「まぁ…まだまだやな(苦笑)もうちょっと…何度も練習して」とダメ出しされていました。

ゴリラドクターズのスタッフに同行しながらゴリラとの会話のタイミングを探っていた濱田岳さんが何度目かの対面でようやく挑戦することが出来たのですが、これが意外にも何度か発声すると赤ちゃんを連れたメスゴリラが濱田岳さんに呼ばれたかのように近づいてきて、じっと目を見つめいたんです。
本当に通じるんだ~って思いました!!
その後も子供ゴリラが近づいてきたり、濱田岳さんが胸をたたくドラミング(通常相手を威嚇する動作ですが、子供は遊びでたたいたりするそうです)をすると子供たちもドラミングを返してきたり、本当にコミュニケーションがとれていましたよ。
最終的にはその群れのボスにもゴリラ語であいさつを返してもらっていてすごく嬉しそうでしたし、本当に感動しました。

ゴリラが絶滅の危機!?

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ゴリラには、ヒガシゴリラニシゴリラマウンテンゴリラの3種類いるそうですが、生息地の環境破壊と密猟などで減少し絶滅が危惧されているそうなんです。
その中でも、マウンテンゴリラは世界中に800頭ほどしか生息していないそうです。
世界で飼育されているゴリラの多くはニシゴリラで、日本の動物園で飼育されているゴリラも全てニシゴリラだそうです。
そんな希少動物のゴリラですが、動物園で飼育するには海外の研究施設から譲り受けるしか方法がないため、多額の費用がかかるそうです。
その金額なんと8000万円!!
ちなみに日本の動物園の定番動物の中でも2番目に高額なんだとか。
1番目はもちろんパンダで約3億円、しかも売買禁止のため3年契約で中国からレンタルしているそうです。
3番目がゾウで約3500万円だそうです。

マウンテンゴリラの約3分の1が生息しているルワンダではネーミング・セレモニーという1年に1回行われるその年に生まれた赤ちゃんの命名式があるそうで、全国生中継されるほどのそのイベントで募金を呼びかけ、集まった資金をゴリラの保護に使っているそうです。

今回番組で紹介されたゴリラドクターズは未来に向けて少しでもゴリラの数を増やせるように活動しているそうです。
動物園に行けば必ず見ることができると思っていたゴリラが絶滅の危機にさらされているなんて知らなかったですよね。
これから少しづつでも数が増え、今後も動物園で定番の動物として愛され続けることを心から願いたいと思います。

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